車のボディーケアといえば、ワックスがけを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。しかし今の時代主流となっているのがカーコーティングです。そこで今回は、カーコーティングとWAXの違いについてご紹介したいと思います。

ワックスの特徴について
ワックス掛けは、塗装の艶を出す事にとても長けています。一方で、熱や雨などに弱くて度重なる洗車や太陽光による劣化など、持続期間が短い事やワックスがけの際についてしまった細かなキズが水垢の原因になったり、ワックスカスが残りやすいなどといった課題も多くあります。

カーコーティングの特徴について
カーコーティングは、塗装面の上にワックスとは異なる特殊なコーティング層を形成して塗装を保護して、様々な汚れや有害物質などから塗装面を守ってくれます。主なな種類に、ポリマー系およびガラス系と呼ばれる2つの種類があります。ポリマー系コーティングは、原材料が安価な事や自分でも簡単に施工できるといった特徴があります。

 

一方でガラス系コーティングは、強固な薄い被膜によって塗装面をしっかり保護してくれます。ただし施工価格が高い事や施工が難しくなります。そして両者の大きな違いに耐久性が挙げられます。ポリマーコーティングの耐久性は半年から1年程度、ガラスコーティングの耐久性は2年から5年程度となります。

 

また、施工後の仕上がりに関しても違いがあり、ポリマーコーティングの場合は光沢に乏しく、ガラスコーティングの場合は光沢に長けているといった違いもあります。

 

なお、いずれも施工後のお手入れに関しては、水洗いで済ませる事ができますので、そのあたりは洗車が苦手な方でもワックスに比べて簡単に行う事ができます。
この様に、以前はワックスが主流となっていましたが、耐久性の問題やお手入れの容易さなどからカーコーティングへシフトされてきています。

 

価格面ではワックスに比べて高額にはなりますが、トータル的な事を考えれば、やはりカーコーティングに軍配が上がるといえます。